作家紹介 Artist Introduction

西中千人Yukito Nishinaka

ガラス(呼継)
Glass(Yobitsugi)

ガラス作家、西中千人さんの代表作「呼継(よびつぎ)」のシリーズは、古来からの金継ぎの技法のひとつである呼継の技法をガラスに取り入れたものです。様々な技法で作られたガラスの器をあえて粉々に割り、異なる破片を組み合わせ、金継ぎの代わりに内側から金を使ったガラスで繋ぎ合せていくという技法です。 一度、作った作品を敢えて割るという発想も大胆ですが、ガラス作品はその色合いにより焼成温度も異なれば、除冷する方法も異なってくるため、違うガラス作品を一客の器として焼成するのは非常に高度な技術を要します。まさに西中さんにしか成し得ない作品ばかりで、海外での評価が高いことは言うまでもありません。

Profile

1964  和歌山市に生まれる
1986  西北大学(中華人民共和国 西安)に留学
1988  星薬科大学薬学部卒業
1989-90  カガミクリスタル株式会社勤務
1991-94  カリフォルニア芸術大学(Carifornia College of the Art)にて彫刻とガラスを学ぶ
1995-97  富山市立ガラス造形研究所にて助手を務める
1998  ニシナカユキトGLASS STUDIO設立、現在に至る

WEB Magazine

作家集 Past Works ※以下は売約済の作品となります。現在、販売は行っておりません。


■ 呼継盃(Glass Sake Cup “Yobitsugi”)
■ 口径(width):6.2〜7.0cm×高さ(height):5.5cm

 
 


■ 呼継盃(Glass Sake Cup “Yobitsugi”)
■ 口径(width):7.4〜7.7cm×高さ(height):4.7cm

 
 


■ 氷盃(Cut Grass Sake Cup)
■ 口径(width):6.9cm×高さ(height):4.4cm