作家紹介 Artist Introduction

山崖松堂Shoudou Yamagishi

芯漆
Recoating Lacquer without using wood or cloth

山崖松堂さんが手掛ける「芯漆」という技法は、芯に木材を使用せず、漆のみを幾重にも塗り重ね、10年あるいはそれ以上の歳月を掛けて一つの作品が完成する技法です。一般的に漆器は、漆が剥げ、芯となる木の部分が朽ちることにより使用できなくなりますが、漆のみでできた作品は、非常に強度があり、何千年、何万年と朽ちることなく半永久的にその形を留めると言われており、まさに究極の漆器と呼ぶに相応しい器です。

Profile

1965 石川県輪島市に生まれる
1986 漆芸の道に入る
1987 漆の手塗手法を始める
1996 初個展開催、以後、各地で個展開催
1998 「茶道美術公募展」にて入選
2000 漆を研究するための「漆ラボ」を立ち上げ研究開始
2011 石川県産業支援機構の補助を受け焼成脱乾漆技法を開発
2012 日本漆工協会に入会
2016 「明治神宮漆の美展」にて入選

WEB Magazine

作家集 Past Works ※以下は売約済の作品となります。現在、販売は行っておりません。


■ 芯漆菊文ぐい呑(Sake Cup made by Lump of Lacquer)
■ 口径(width):6.6cm×高さ(height):4.9cm

 
 


■ 芯漆螺鈿ぐい呑(Sake Cup made by Lump of Lacquer)
■ 口径(width):5.9cm×高さ(height):3.3cm

 
 


■ 芯漆ぐい呑(Sake Cup made by Lump of Lacquer)
■ 口径(width):7.9cm×高さ(height):4.3cm

 
 


■ 芯漆ぐい呑(Sake Cup made by Lump of Lacquer)
■ 口径(width):8.2cm×高さ(height):4.2cm

 
 


■ 芯漆ぐい呑(Sake Cup made by Lump of Lacquer)
■ 口径(width):7.7cm×高さ(height):4.2cm

 
 


■ 芯漆ぐい呑(Recoating Lacquer Sake Cup)
■ 口径(width):8.4cm×高さ(height):5.0cm