作家紹介 Artist Introduction

谷本景さんは、画家から陶芸家へと転身された異色のキャリアの持ち主ですが、伊賀の焼成に絵画で学んだ要素を取り入れた独自の作品を発表されています。桃山時代の古伊賀は、何回も焼き直していることで有名ですが、谷本景さんも3、4回と焼き重ねるだけでなく、前回とは違った窯を用いたり、違った場所に窯詰めをされています。これにより一客の器にビードロ、焦げ、緋色といった景色を油絵具のように塗り重ねることができ、まるで絵画のような美しい景色を生み出されています。

Profile

1948 三重県伊賀市に生まれる(谷本光生の長男)
1970 美濃にて日根野作三、加藤仁に師事
1972 伊賀三田窯にて作陶
1973 西欧10ヵ国美術研修
1973 パリにてウィリアム ヘイターのアトリエ17にて銅版画を学ぶ(1975まで)
1977 帰国後、伊賀三田窯を継承
1978 個展開催、以後、各地で個展開催

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作家集 Past Works ※以下は売約済の作品となります。現在、販売は行っておりません。


■ 伊賀ぐい呑(Iga Sake Cup)
■ 口径(width):7.7~8.0cm×高さ(height):5.2cm

 
 


■ 伊賀ぐい呑(Iga Sake Cup)
■ 口径(width):6.4~6.7cm×高さ(height):5.9cm